HIOKI(日置電機)は、長野県上田市の本社南側に整備する発電容量2MWのソーラーカーポートについて、第1期工事の645kWが完成したと、2024年1月23日に発表しました。約600台分ある社員駐車場のうち約270台分のエリアを使い、発電した電力を本社で全量自家消費します。2025年まで段階的に設備を拡張する計画です。
本社電力の約半分を自家発電へ
全体完成時には2MWの太陽光発電と2MWhのリチウムイオン蓄電池を導入し、買電量を約48%削減する見込みです。年間CO₂削減効果は1,137トンを想定します。HIOKIはすでに水力由来のCO₂フリー電力を100%調達していますが、自社敷地で再エネを発電・消費することで、実際の電力使用に伴う排出量と調達費の双方を抑えます。
電気計測器メーカーの実証フィールド
設備には特性の異なる4種類の太陽光発電システムを採用し、発電性能や劣化、施工・保守時の測定方法を比較できる実証環境としても活用します。第2期では2MWhの蓄電池を設置し、IoTを使ったエネルギーマネジメントの実験を進める計画です。単に再エネ電力を導入するだけでなく、自社の電気計測技術を使って発電、蓄電、需要を可視化し、顧客現場向けの測定・管理サービスにつなげる狙いがあります。HIOKIは2025年にScope1・2、2035年にScope3のカーボンニュートラル達成を掲げています。
出典:HIOKI発表