上組は、大分県大分市で出力20MW・容量80MWhの「上組日吉原蓄電所(仮称)」を開発すると公式発表で発表しました。2026年6月の着工、2029年3月の商業運転開始を予定する大規模系統用蓄電所です。

日吉原地区に80MWhを整備
建設地は大分市日吉原1番10で、特別目的会社の上組日吉原蓄電所事業合同会社が事業主体となります。4時間分の蓄電容量を備え、電力需要と再生可能エネルギーの発電状況に応じて充放電します。本事業は経済産業省の系統用蓄電池等導入支援事業に採択されており、補助制度を活用して建設を進めます。
港湾物流企業がエネルギー分野へ
上組は港湾運送や物流拠点の運営を中核とする企業であり、今回の案件は保有資産や地域基盤を生かした新規事業として位置付けられます。九州では太陽光発電の出力制御が発生しており、大容量蓄電所は余剰電力の吸収と需要時間帯への移行に貢献します。卸電力市場、需給調整市場、容量市場を組み合わせた運用により、系統安定化と収益確保を両立できるかが焦点です。
出典:上組公式発表