ミツウロコグリーンエネルギーは、北海道網走市で同社初となる特別高圧の系統用蓄電所を開発すると公式ニュースで発表しました。出力10.7MW、容量43.0MWhの設備を整備し、2028年6月の運転開始を予定しています。

北海道電力ネットワークの公募地
建設予定地は北海道電力ネットワークが実施した貸付用地公募による約1,500平方メートルの土地です。特別高圧で系統へ接続し、約4時間分の蓄電容量を活用して電力市場で充放電します。事業費の一部には経済産業省の補助金約9億900万円を活用する計画で、大容量設備の初期投資を抑えながら事業化を進めます。
北海道で調整力を供給
北海道では再生可能エネルギーの導入余地が大きい一方、需要規模や地域間連系線の制約から、発電変動を地域内で吸収する設備が重要です。本蓄電所は余剰電力の吸収とピーク時間帯への供給に加え、需給調整市場などを通じた調整力の提供を想定します。小売電気事業や発電事業を手掛ける同社が大規模蓄電所を保有することで、電源ポートフォリオと市場運用の柔軟性を高められる可能性があります。