【太陽光投資】MBKとREIT、非FIT太陽光に続き系統用蓄電所の共同開発で提携

マーチャント・バンカーズ(MBK)とREITは、系統用蓄電池の共同開発に関する業務提携を締結した。両社は非FIT太陽光発電所の共同開発を進めており、協業範囲を蓄電所へ広げる。今回の中心は蓄電池事業で、太陽光発電所そのものの新規PPA契約ではないため、オフサイトPPAタグは付けず、既存の太陽光協業との連続性を示す親タグ「太陽光発電」を付与した。

発電資産の評価・資金・運用を示す概念図(AI生成)
発電資産の評価・資金・運用を示す概念図(AI生成)

案件開拓と資金を組み合わせ

REITは再エネ案件の開発知見を生かして候補地や系統接続案件を開拓し、MBKは投資会社として資金面と事業化を支える。系統用蓄電池は発電設備に直接併設するものではなく、送配電系統から充電し、需要や市場価格が高い時間に放電する独立型設備である。卸電力市場、需給調整市場、容量市場など複数の収益源を組み合わせられる一方、接続枠、設備費、運用制御、市場制度への対応が必要になる。

太陽光開発との相乗効果を狙う

両社は非FIT太陽光の共同開発で構築した用地・系統・投資判断のネットワークを、蓄電所案件にも活用する考えだ。太陽光の出力が集中する時間帯の余剰を吸収する設備が増えれば、再エネ導入拡大にもつながる。ただし、本発表では蓄電池の容量、件数、建設地、投資額、運転開始時期を明らかにしていない。今後は個別案件の系統接続、資金調達、着工、参加市場の公表を通じて、提携の実効性を確認する必要がある。

なお、容量、発電量、削減効果などは公式発表時点の公表値で、計画値を含む。運転実績や契約条件は今後の追加発表で確認する必要がある。未公表事項は推測で補わず、一次資料の追補を待つ。

出典:マーチャント・バンカーズ「系統用蓄電池開発事業に関するREITとの業務提携」

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