JR九州と住友商事グループの共同事業会社は、熊本県熊本市で出力1.5MW・容量6.3MWhの系統用蓄電所「でんきの駅 富合」を完工したと、住友商事の公式発表で発表しました。2026年3月の運転開始を予定しています。

九州新幹線沿線の第2号案件
設備は2026年1月30日に完工し、九州新幹線沿線の用地に国内製蓄電池システムを設置しました。事業はJR九州、BSホールディングス、住友商事九州で構成する「でんきの駅合同会社」が担います。共同事業としては第2号案件で、鉄道関連用地の活用と、商社グループが持つ電力事業の知見を組み合わせています。
複数市場で収益化
運転開始後は日本卸電力取引所での電力売買、需給調整市場での調整力提供、容量市場への参加を想定します。九州では太陽光発電の導入が進み、出力制御が課題となっているため、余剰電力を蓄えて需要時間帯へ移す蓄電所の役割が大きくなっています。鉄道沿線や遊休地を活用した案件を継続的に形成できれば、土地の有効活用と系統安定化を同時に進める事業モデルとして横展開が期待されます。
出典:住友商事公式発表