コスモエネルギーホールディングスは、長崎県松浦市と宮城県仙台市のサービスステーション跡地に系統用蓄電所を建設すると公式発表で発表しました。2ヵ所合計の出力は約4MWで、2027年度から順次運転を始める計画です。

既存のサービスステーション跡地を活用
対象は松浦市と仙台市にあるグループの遊休地です。送配電設備や道路へのアクセスを確認済みの既存拠点を転用することで、新たな土地取得の負担を抑え、地域に根差したエネルギー資産へ再活用します。松浦市の案件は、2025年度の経済産業省による系統用蓄電池導入支援事業に採択されています。
石油流通網を次世代エネルギーへ
同社グループは、これまで4ヵ所で蓄電池の実証設備を整備し、エネルギーマネジメントシステムや市場運用の知見を蓄積してきました。今回の2案件は、その成果を商用の系統用蓄電所へ展開する動きです。石油製品の需要構造が変化するなか、全国のサービスステーション関連資産を蓄電所やEV充電などへ転換できれば、既存ネットワークを生かした新規事業になります。今後は各設備の容量、運用事業者、追加展開の規模が焦点です。