エネフォワードは、佐賀県で開発した出力2MW・容量8,000kWhの系統用蓄電所について、本格運転を開始したと公式発表で発表しました。2025年7月の着工後に建設と試運転を進め、2026年1月から商業運転に移行しています。

2MW・8MWhの高圧蓄電所
設備にはHuawei製の蓄電池システムを採用し、電力系統へ接続して充放電を行います。電力需要や市場価格、系統の需給状況に応じて運用することで、卸電力市場での売買に加え、需給調整市場や容量市場への参加を想定しています。4時間相当の蓄電容量を持つため、短時間の調整だけでなく、時間帯をまたぐ電力移行にも活用できます。
初号運転から事業拡大へ
再生可能エネルギーの導入量が増えるほど、発電量と需要のずれを吸収する調整力の重要性が高まります。今回の運転開始は、エネフォワードが開発段階から実運用へ移った節目となります。同社は蓄電所の企画、用地確保、系統接続、建設、運用までの知見を蓄積し、今後の案件拡大につなげる方針です。運転実績を通じた収益性と設備稼働率の検証が、次の開発展開を左右します。
出典:エネフォワード公式発表