エー・ディー・ワークスグループは、同社初の系統用蓄電所「ADW三重松阪蓄電所」の竣工式を開催したと、公式IR情報で発表しました。2026年3月の運転開始を予定しており、不動産事業で培った用地取得・開発力を蓄電所事業へ展開する初号案件となります。

初号案件が竣工段階へ
竣工式は2026年1月27日に現地で行われました。同社は用地取得だけでなく、事業組成から建設、運用に至る体制を構築しており、本案件はその具体化です。施工はサステナブルホールディングス、保守・管理はJESM、電力市場での運用を担うアグリゲーターはデジタルグリッドが担当します。複数の専門事業者と役割を分担し、設備の安定稼働と市場取引の最適化を図る計画です。
不動産会社の蓄電所展開
系統用蓄電所は、電力の余剰時に充電し、需要が高い時間帯に放電することで、再生可能エネルギーの導入拡大と電力系統の安定化に寄与します。エー・ディー・ワークスグループは本案件を足掛かりに、取得済みの鹿児島県の第三拠点を含む複数案件を進めています。運転開始後は需給調整市場、卸電力市場、容量市場などを組み合わせた収益確保と、運用実績の蓄積が焦点になります。