フォーシーズHDは、連結子会社を通じて進めていた群馬県前橋市の系統用蓄電所案件について、土地と系統接続権の取得契約を解除しました。計画規模は出力2MW、蓄電容量8MWhで、系統接続費用の変動を受けて取得対象を差し替える方針です。
接続費の変動を踏まえ契約を解除
事業主体はファンタスティックフォー第1号で、不二トラストとの間で用地などの取得を進めていました。しかし、一般送配電事業者との協議で系統接続に必要な費用が変動したため、当初条件での事業化を見直しました。蓄電所事業では設備費だけでなく、接続工事負担金や工期が収益性を大きく左右します。
代替案件への差し替えを進める
フォーシーズHDは系統用蓄電所事業そのものから撤退するのではなく、取得物件を別案件へ差し替えることで事業計画の継続を目指します。接続条件や用地条件を精査し、投資採算を確保できる案件へ資金を振り向けます。今回の変更は、接続費用の不確実性が高い蓄電所開発において、契約前後のリスク管理が重要であることを示す事例となります。