エー・ディー・ワークスは、再生可能エネルギーの導入拡大に伴って需要が高まる系統用蓄電所事業へ参入します。初号案件では、蓄電所用地と設備の売買契約を締結しており、2026年1月の運転開始を予定しています。
収益不動産の知見を蓄電所開発へ展開
同社は、収益不動産の取得・開発で培った案件探索、事業性評価、資金調達の知見を生かし、系統用蓄電所を新たな投資対象に位置付けます。初号案件の敷地面積は約1,500平方メートルで、土地と蓄電設備を一体で確保しました。発表時点では設置地域や出力・容量を開示していないため、所在地は未公表として扱います。
電力市場を活用して事業収益を確保
系統用蓄電所は、電力価格が低い時間帯に充電し、需要が高まる時間帯に放電するほか、需給調整市場や容量市場などへの参加を通じて収益化します。同社は初号案件の運営実績を蓄積し、再生可能エネルギーの出力変動を吸収するインフラとして事業拡大を検討します。不動産事業で培った用地取得力を蓄電池分野に転用する点が特徴です。