フォーシーズHDは、系統用蓄電所のクラウドファンディング事業を検討するFUNDIと業務委託契約を結び、案件開発に必要な資金調達のコンサルティングを開始しました。フォーシーズHDが蓄電所開発で得た知見を提供し、FUNDIは不動産・再エネ分野の投資募集機能を活用して、土地取得など初期段階の資金確保を検討します。
用地取得前の資金需要に対応
系統用蓄電所は、候補地の確保、系統接続の検討、設備設計、EPC契約、運転資金まで複数段階で資金が必要です。とりわけ用地取得や接続検討の段階では、完成後のプロジェクトファイナンスに先行する資金が求められます。今回の契約では、クラウドファンディングを利用した資金調達方法や事業スキームについて、フォーシーズHDが助言します。対象地域、設備容量、募集額、運転開始時期は公表されていません。
開発金融の選択肢を広げる試み
蓄電所の収益は卸電力市場、需給調整市場、容量市場の価格に左右されるため、投資家への説明では設備仕様だけでなく収益予測、劣化、安全性、系統接続の確度が重要です。小口資金を活用できれば開発初期の資金源が広がる一方、案件審査とリスク開示が不可欠です。今後は対象案件の特定、募集条件、許認可、資金使途が具体化するかが焦点となります。