東京アセットソリューションは蓄電池事業へ本格参入し、東京都八王子市で4.9MWhの系統用蓄電所を、熊本県宇城市で太陽光発電所併設型の8.3MWh蓄電池を開発します。独立型と再エネ併設型を同時に展開し、電力市場取引と既存発電所の収益改善を目指します。
八王子と熊本で異なる事業モデル
八王子案件は系統へ直接接続する蓄電所として、電力余剰時に充電し、需要時に放電します。熊本案件は、同社保有の「TAS熊本三角ソーラーファーム」に蓄電池を追加する計画です。太陽光発電所は2.2MW/DC、2.0MW/ACで、蓄電容量8.3MWhのパワーエックス製システムを採用します。2026年5月の運転開始を予定し、藤井産業がEPC、日鉄エンジニアリングがアグリゲーションを担当します。
FITからFIPへ移行し収益を改善
熊本の発電所はFIT認定を受けて運転してきましたが、蓄電池併設に合わせてFIP制度へ移行する計画です。発電した電力を市場価格の低い時間帯に蓄え、需要と価格が高い時間帯に供給することで、売電収益の向上を図ります。東京アセットソリューションは、不動産開発で培った用地・事業管理の知見と蓄電池運用を組み合わせ、独立型と併設型の両面で案件を拡大します。