レノバは2024年10月31日、国内企業と新たなバーチャルPPAを締結したと発表しました。契約対象は全国に分散して新設する太陽光発電所で、設備容量は約18MWac、最大36MWdc、年間発電量は約38GWhです。20年間にわたり環境価値を供給し、同社のPPA累計契約容量は200MWを超えます。
分散型発電所を束ねて供給
レノバの子会社である第二太陽光発電が発電所を開発・保有し、発電した電力を卸電力市場へ販売します。契約先企業は電力の物理的供給を受けず、発電量に対応する非化石価値を受け取ります。発電地点と需要地点を分離するバーチャルPPAであり、個別の所在地や需要家名は非開示のため、都道府県欄はNAとします。
累計200MW超の事業基盤
複数地点の小規模電源を束ねれば、需要家の必要量に合わせた供給設計と地域分散が可能です。20年の環境価値契約は、新設発電所の収益安定化と資金調達を支えます。既存契約約170MWに今回の最大36MWdcを加え、レノバは法人向け太陽光オフサイトPPAとバーチャルPPAの開発基盤をさらに拡大します。電源を地域分散することで、天候や設備停止による発電量変動をポートフォリオ全体で平準化する効果も期待できます。