ABB、ANAグループの電動GSE車両向けに羽田空港内初となるEV用急速充電器を設置

ABBは、2023年12月22日、全日本空輸(ANA)グループが羽田空港で運用する電動GSE(航空機地上支援機材)向けに、急速充電器「Terra CE 54 CJG」を設置したと発表しました。国内空港の制限区域内にEV用急速充電器を導入するのは、ANAグループとして初めてです。

羽田空港に設置されたABB製急速充電器
羽田空港に設置されたABB製急速充電器

3種類の充電規格に対応

導入した充電器は、日本のCHAdeMOに加え、AC規格と欧州などで採用されるDC CCS2に対応します。空港内では、航空機の牽引や手荷物・貨物の運搬、地上電源供給などに用途の異なるGSEが使われます。複数規格への対応により、車両仕様が異なる場合でも充電設備を共用しやすくします。

ABBは海外空港でも電動GSE向け充電器の導入実績を持ち、その運用経験を羽田空港へ展開します。空港の制限区域では安全管理や運航への影響回避が求められるため、既存の地上業務に合わせた設備運用が重要になります。

地上業務のCO2削減を後押し

航空分野の脱炭素化では、航空機燃料の転換に加え、空港内で稼働する車両や設備の電動化も課題です。GSEを電動化して急速充電設備を整えることで、地上作業時の燃料消費とCO2排出の削減を図ります。ANAグループは、空港車両の更新と充電インフラ整備を組み合わせ、運航を支える地上部門の環境負荷低減を進めます。

出典

ABB「ANAグループの電動GSE車両向けに羽田空港へ急速充電器を設置」

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