プロロジス、千葉市で2MW/6MWh系統用蓄電池を稼働 物流施設内で国内初

プロロジスは、千葉市の物流施設「プロロジスパーク千葉1」で、出力2MW、容量6MWhの系統用蓄電池を稼働させ、容量市場、卸電力市場、需給調整市場へ参入しました。稼働開始は2026年4月1日です。物流施設の敷地内に系統用蓄電池を設置して市場運用する取り組みは、国内事業者で初めてとしています。

プロロジスが公開したプロロジスパーク千葉1の系統用蓄電池
プロロジスが公開したプロロジスパーク千葉1の系統用蓄電池

駐車場の未利用区画を蓄電拠点に転換

蓄電池は、同施設の駐車場にある未利用スペース23台分に設置しました。3基の蓄電池と付帯設備で構成し、電力市場から購入した電力を充電したうえで、市場価格や需給状況に応じて放電します。既存物流施設の敷地を使うことで、新たな用地取得を伴わずに事業化しました。

運用対象には、将来の供給力を取引する容量市場、電力量を売買する卸電力市場、短時間の需給差を調整する需給調整市場が含まれます。複数市場を組み合わせ、設備の収益性を高めながら電力系統の安定化に貢献します。

物流不動産のエネルギー機能を拡張

プロロジスは、国内の物流施設屋根で約89MWの太陽光発電を運用し、開発中の設備を含めると100MWに達する見込みです。余剰電力の自己託送、企業向けPPA、データセンターへの再エネ給電、非化石証書の活用なども進めています。

系統用蓄電池は、物流施設が持つ広い敷地や電力設備を新たな収益資産に変える手段となります。同社は、不動産の保有・運営で培った用地活用力とエネルギー事業の知見を組み合わせ、再生可能エネルギーの導入拡大と電力需給の安定化を支える方針です。

出典

国内事業者として初めて物流施設敷地内で系統用蓄電池を稼働|プロロジス

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