JAPEX、北海道で20MW/106MWh「JAPEX苫小牧蓄電所」を着工

石油資源開発(JAPEX)は、北海道苫小牧市の北海道事業所構内で「JAPEX苫小牧蓄電所」を着工しました。設備は出力20MW、容量106MWhの特別高圧系統用蓄電所で、2027年秋の営業運転開始を予定しています。同社が北海道で保有する事業拠点と系統接続環境を活用し、大規模蓄電池事業へ展開します。

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5時間超の蓄電容量で再エネ変動を吸収

106MWhの容量は定格出力20MWに対して5時間超に相当し、短時間の周波数調整だけでなく、時間帯をまたぐ電力移行にも活用できます。北海道では風力や太陽光の導入が進む一方、需要規模や送電制約との関係で出力変動への対応が重要です。蓄電所は余剰電力を充電し、需要が高い時間帯に放電することで、再エネの有効利用と電力系統の安定化に寄与します。

JAPEXの電力事業を蓄電池へ拡張

JAPEXは、発電・燃料供給などで培ったエネルギー事業の知見を生かし、蓄電所の運営管理と市場取引を進めます。運転開始後は卸電力市場、需給調整市場、容量市場などを組み合わせた収益化が想定されます。大規模案件では建設費、系統工事、電池劣化、長期保守が事業性を左右します。同社は本件を通じて北海道での運用実績を蓄積し、変動性再エネを支える調整力ビジネスの拡大につなげます。

参照:北海道苫小牧市における系統用蓄電池設備「JAPEX苫小牧蓄電所」の着工について

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