【水力発電PPA】JR東日本とJパワー、新潟県の末沢発電所から電力調達を開始

JR東日本/JR東日本商事/Jパワーは、2026年3月27日、JR東日本とJパワー、新潟県の末沢発電所から電力調達を開始と発表しました。2026年4月から始まる再生可能エネルギー調達の内容を、発電所、契約方式、需要先の観点から整理します。

発表内容と案件の概要

今回締結したPPAでは、末沢発電所で発電した再生可能エネルギーを、只見線沿線の駅舎、新潟県の駅ビル「CoCoLo湯沢」のほか、JR東日本グループの複数施設へ供給します。水力発電を活用したPPAはJR東日本グループとして初の取り組みとなります。

本事業では、発電所周辺で生み出された再生可能エネルギーを近隣施設で利用する「地産地消」を基本とし、地域資源の有効活用を図ります。発電した電力に加え、環境価値も一体で供給することで、鉄道事業や駅施設の脱炭素化を進める計画です。

事業上の位置付けと今後の焦点

さらに、通常は立ち入りが制限されている末沢発電所を見学できる旅行商品を企画・販売し、再生可能エネルギーと地域観光を組み合わせた新たな地方創生施策として展開するとしています。

JR東日本とJパワーは、再生可能エネルギーを地域の重要な資源と位置付け、電力供給にとどまらず観光や地域経済への波及効果も目指します。再エネ由来電力の活用と体験型コンテンツを組み合わせることで、地域の魅力発信や持続可能な地域づくりにつながることが期待されます。

水力発電は燃料価格に左右されにくく、長期間安定して稼働できる純国産の再生可能エネルギーです。PPAでは発電所から需要施設へ電力と環境価値を一体で届ける経路、小売電気事業者の役割、契約期間、供給量未達時の扱いが重要です。地域の既設電源を鉄道や駅施設で利用する場合、電力調達に加えて発電所見学や観光との連携など、地域経済への波及も評価軸になります。

出典

JR東日本/JR東日本商事/Jパワーの公式発表

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