【太陽光O&M】スマートエナジーとエコスタイル、MISORAで全国4,000件を一元管理

スマートエナジーは2024年3月28日、低圧太陽光発電所の開発を手掛けるエコスタイルと業務提携し、O&M業務一元管理システム「MISORA」と遠隔自動監視サービスを提供すると発表しました。エコスタイルが保有・管理する全国約4,000件の低圧太陽光発電所を対象に、保守業務、案件情報、請求・支払い、協力会社との連絡を共通基盤で管理します。

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低圧太陽光は設備容量が小さく、発電所が広域に分散するため、現地巡回、障害対応、部品交換、除草、報告書作成などの単位コストが高くなりやすい課題があります。MISORAは、発電事業者、O&M事業者、協力会社の3者間で、設備台帳、点検履歴、アラート、作業指示、写真、請求情報を共有し、同社によると発電所管理工数を約60%削減できる設計です。

遠隔監視では、パワーコンディショナや計測装置から出力、日射量、通信状態、異常コードを収集し、期待発電量との乖離を検知します。単なる停止警報だけでなく、ストリング異常、部分故障、汚損、出力抑制などを判別できれば、現地出動の優先順位を付け、売電損失を抑えられます。

FIP移行や出力制御の増加により、太陽光O&Mは設備保全だけでなく、発電予測や市場運用と連携する方向へ進んでいます。多数案件を保有する事業者には、データ形式の統一、通信機器の更新、サイバーセキュリティ、協力会社の品質管理が重要になります。提携は、低圧発電所をデジタルで束ね、保守品質と採算性を両立する動きの一例です。

出典:スマートエナジー

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