グリーンエナジー・ファシリティーズは、2025年3月24日、太陽光発電所の雑草対策として新しい「抑草シート」の導入を開始すると発表しました。従来の防草シートより施工時間と費用を抑えながら、発電所の維持管理に伴う除草負担の軽減を目指します。
網目構造で施工時間を約50%短縮
新しい抑草シートは、地面を完全に覆う一般的な防草シートとは異なり、網目状の構造を採用しています。同社によると、施工時間は従来比で約50%短くなり、導入費用も20~30%削減できる見込みです。網目から雨水を地中へ通しやすいため排水性を保ち、強風によるめくれ、シート上の土砂堆積、コケの発生といった課題にも対応します。シートの施工と必要に応じた除草剤を組み合わせ、雑草の生長を抑えます。発電所全体に敷く場合、資材費だけでなく運搬、固定、施工人員が費用を左右するため、短時間で設置できることは建設・保守の双方で効果があります。
雑草対策は発電量と設備安全にも関係
雑草が伸びるとパネルへの日射を遮って発電量を低下させ、点検通路をふさぎ、ケーブルや架台の確認を難しくします。枯れ草が増えれば火災リスクにも注意が必要です。年に何度も草刈りを行う方式は、人件費上昇や作業員不足の影響を受けやすく、刈払機によるケーブル損傷や飛び石も避けなければなりません。抑草シートが長期に効果を維持できれば、O&M費用の平準化と点検品質の確保につながります。一方、地形、土質、植生、降雨量によって効果は変わるため、実際の発電所で耐久性や再施工時期を確認することが重要です。
出典:グリーンエナジー・ファシリティーズ「太陽光発電所の雑草問題に新ソリューション!コスト削減を実現する〈抑草シート〉の導入開始。」