大塚製薬、徳島・高崎3工場で太陽光を新設・増設 年970トン削減へ

大塚製薬は、徳島工場(徳島市)と徳島美馬工場(美馬市)に自家消費用太陽光発電設備を新設し、高崎工場(群馬県高崎市)では既存設備を増設して、それぞれ運転を始めたと発表しました。すでに導入済みの徳島板野工場を含む国内4工場で、太陽光によるCO₂削減量は年間約970トンとなる見込みです。

image

生産拠点の屋根で再エネを直接利用

新設・増設した設備で発電した電力は、各工場の製造設備や空調などで自家消費します。工場は日中の需要が大きく、太陽光の発電時間と重なりやすいため、系統への逆潮流を抑えながら購入電力量を削減できます。大塚製薬は2021年以降、国内工場への太陽光導入を順次進め、屋根や敷地条件に合わせて設備を拡張してきました。

CO₂フリー電力とコージェネを組み合わせ

同社は国内全8工場の購入電力をCO₂フリー電力へ切り替え、工場敷地外のオフィス部門ではグリーン電力証書を活用しています。さらに徳島工場エリアでは、隣接するグループ工場の需要に合わせて電力と蒸気を供給するコージェネレーション設備を2024年1月に更新し、年間約8,000トンのCO₂削減を見込みます。自家発電、再エネ調達、熱電併給を組み合わせ、生産量とエネルギー需要が変動する医薬品工場の排出削減を進めます。

医薬品工場では品質管理や連続操業の要件から、発電量に合わせて生産を簡単に止めることはできません。このため、太陽光を基礎需要へ充当し、不足分をCO₂フリー電力とコージェネで補う多層的な調達構成が現実的です。

出典:大塚製薬発表

ニュース記事一覧へ>>