パワープール株式会社は、2026年3月6日、自社が保有する系統用蓄電所への投資を目的とした「合同会社ジャパンパワーストレージ」の設立を発表しました。
本ファンドは2026年2月27日に設立され、GK-TK(合同会社・匿名組合)スキームを活用して運営されます。投資対象はパワープールが保有する国内の高圧系統用蓄電所6案件で、総事業規模は約45億円を見込んでいます。今後は新たな開発案件の組み入れも進め、ファンドの資産拡大を図る方針です。

アセット運用からO&Mまで役割を分担
ファンドでは、日本国内のアセットマネジメント会社が資産運用を担当し、パワープールがアグリゲーション業務を担います。また、グループ会社のTAOKE ENERGY株式会社は20%を出資するとともに、各蓄電所の運営・保守(O&M)を担当する体制を構築します。
系統用蓄電所への投資拡大を後押し
系統用蓄電所は、需給調整や再生可能エネルギーの出力変動への対応など、電力系統の柔軟性を支える重要なインフラです。今回のファンド設立により、民間資金を活用した蓄電所投資を促進するとともに、アグリゲーションとO&Mを組み合わせた運営体制を通じて、再生可能エネルギーの導入拡大や電力系統の安定化への貢献が期待されます。