韓国大統領府は、2026年6月29日、「韓国大飛躍3大メガプロジェクト」を発表しました。李在明(イ・ジェミョン)大統領は、人工知能(AI)時代の産業競争力強化に向け、半導体、AIデータセンター、フィジカルAI(AI搭載ロボット)を柱とする3つの国家プロジェクトを推進すると表明しました。官民を合わせた投資額は総額1,430兆ウォン(約9,190億ドル)を超える計画です。
半導体・AI・ロボットを国家戦略産業に
計画では、サムスン電子やSKグループなど民間企業が大規模投資を担います。半導体分野では、新たな製造拠点や先端パッケージング施設の整備を進めるほか、高帯域幅メモリー(HBM)などAI向け半導体の競争力強化を図ります。
AIデータセンターでは、2028年までに総容量8.4GWのデータセンター整備を目指し、2035年までに累計1,000兆ウォン規模へ投資を拡大する構想です。また、フィジカルAI分野では2030年までに世界的な競争力を確立し、2028年までに10産業でヒューマノイドロボットの商用化を目指すとしています。
AIインフラ整備を加速
韓国政府は、AI時代の競争力確保には半導体製造能力とAI計算基盤を一体的に整備することが不可欠との考えを示しています。大規模なAIデータセンターと先端半導体の供給体制を同時に強化することで、AI産業全体の競争力向上や地域経済の活性化につながることが期待されます。
出典:韓国政府 Korea.net(大統領演説・ブリーフィング)