タカノは、2026年6月8日、JAXAの宇宙戦略基金(第一期)「SX研究開発拠点」における「次世代宇宙用太陽光発電デバイスの研究開発拠点」に連携機関として参画すると発表しました。東京大学を代表機関とする事業で、III-V族化合物半導体を用いた宇宙用太陽電池の国内開発体制を強化します。
国内開発リソースを統合、35%超から40%へ
JAXA宇宙戦略基金の採択事業では、国内では3接合型までの開発が中心で変換効率が32%程度にとどまる一方、欧米では4~6接合型で34%超の開発が進んでいることを課題に挙げています。
本事業では、国内のIII-V族化合物半導体太陽電池の開発機関のリソースを統合し、35%超から40%の超高効率宇宙用太陽電池の実現を目指します。
タカノはセル評価技術を担当
タカノは連携機関として、太陽電池をLEDとみなし、電流を流した際の発光現象を積分球や分光器で解析する「絶対EL測定技術」をベースに、セル評価技術の開発・検証を担います。
同事業では、太陽光発電素子と低倍集光ユニットの開発、宇宙用性能実証を通じて、次世代人工衛星向けの超高効率太陽電池の供給体制確立を目指すとしています。
出典:発表