RENON POWER株式会社は、2026年6月18日、九州エリアで500拠点規模の低圧系統用蓄電池プロジェクトの始動を発表しました。
同社は、2026年4月から本格化した低圧系統用蓄電池市場を対象に、土地開発、アグリゲーション、EMS(エネルギーマネジメントシステム)、蓄電池供給、O&M(運用・保守)を一体化した事業スキームを構築し、九州エリアで大規模な導入を進める計画です。あわせて全国展開も進め、将来的には1万拠点規模の開発を目指すとしています。
分散型蓄電池を活用した事業モデル
プロジェクトでは、低圧系統用蓄電池を多数配置し、アグリゲーションによって統合制御することで、需給調整市場や容量市場などへの活用を視野に入れています。EMSによる遠隔監視・制御と保守運営を組み合わせることで、分散型エネルギーリソースとして効率的な運用を図る考えです。
低圧設備は高圧蓄電所と比べて開発の自由度が高く、適地確保や系統接続の選択肢を広げられる可能性があることから、新たな蓄電池導入モデルとして注目されています。
全国展開に向けた基盤整備
再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電力系統の調整力確保が重要課題となる中、分散配置された低圧蓄電池を統合運用する仕組みへの関心が高まっています。全国1万拠点構想が実現すれば、需給調整力の確保や再エネの有効活用に加え、分散型電力システムの構築にも寄与することが期待されます。