大和エネルギー株式会社は、2026年3月2日、松山空港周辺の未利用地を活用したオフサイトPPA方式の太陽光発電所「DREAM Solar 愛媛松山」の稼働開始を発表しました。
同発電所は2026年3月1日に運転を開始しました。2024年10月に松山市が実施した「オフサイトPPA方式による太陽光発電設備等導入事業」の公募型プロポーザルで採択された事業で、大和エネルギーが発電事業者として設備を開発・運営し、四国電力株式会社を介して道後温泉本館や松山城など市内の公共施設へ再生可能エネルギー由来の電力を供給します。
発電容量1,009kW、公共施設へ再エネ電力を供給
「DREAM Solar 愛媛松山」の発電容量は1,009kWで、初年度の年間発電量は約1,564MWhを見込んでいます。供給先施設全体の年間使用電力の約40%を賄う計画で、年間約735トンのCO₂排出量削減効果を見込むほか、一般家庭約400世帯分の年間電力使用量に相当する発電量となります。
文化財保全と地域再エネを両立
道後温泉本館や松山城は文化財や景観保全の観点から太陽光パネルの設置が難しい施設ですが、本事業では空港周辺の未利用地に発電所を整備し、送配電網を通じて電力を供給するオフサイトPPAを採用しました。歴史的景観を維持しながら地域内で再生可能エネルギーを活用するモデルとして、公共施設の脱炭素化や電力の地産地消の拡大につながることが期待されます。