ユニリーバは、2026年6月23日、The Climate Groupが主導する国際イニシアチブ「24/7 Carbon-Free Coalition」へ加盟したことを発表しました。
同社は、年間ベースで再生可能エネルギーの利用量を一致させる従来の取り組みを発展させ、電力を消費する時間と場所まで考慮した24時間365日のカーボンフリー電力(24/7 Carbon-Free Electricity:24/7 CFE)の実現に向けた検討を開始します。国際企業との協働を通じ、時間単位で電力需要とカーボンフリー電源を一致させる手法の知見を深める考えです。
RE100を運営するThe Climate Groupが推進
24/7 Carbon-Free Coalitionは、企業や電力事業者、技術企業などが参加し、時間単位でのカーボンフリー電力調達の普及を目指す国際的な連合です。電力消費量と再エネ発電量を年間で一致させる従来の調達手法から一歩進み、毎時間の電力需要をカーボンフリー電源で賄うことを目標としており、データ活用や市場制度、需給調整などに関する実証・ルール形成を進めています。
The Climate Groupは、世界400社以上が参加する企業の再生可能エネルギー利用イニシアチブ「RE100」の運営団体でもあります。24/7 CFEは、RE100の次世代的な再エネ調達モデルとして世界的に議論が進んでおり、将来的にRE100の枠組みに時間単位の再エネマッチングの考え方が取り入れられる可能性も注目されています。
電力シェアリングも参画
株式会社電力シェアリングは2026年6月、24/7 Carbon-Free Coalitionと協議を実施し、日本における24/7 CFEの普及や企業参加の拡大に向けた活動について意見交換を行いました。時間単位の再エネマッチングや制度整備、日本企業との連携の可能性などを協議したとしており、国内での24/7 CFEの普及に向けた取り組みが今後本格化することも期待されます。
出典:The Climate Group「Unilever embarks on a journey towards 24/7 carbon-free electricity」