11029900 【蓄電池系統接続】系統接続検討の86%が蓄電池に 2025年度は受付件数が過去最多を更新

数値

電力広域的運営推進機関(OCCTO)は、2026年6月24日、2025年度(2025年4月1日~2026年3月31日)の系統アクセス業務実績を公表しました。

公表資料によると、「接続検討」の受付件数は2万8,965件となり、前年度の1万4,391件から約2倍に増加して過去最多を更新しました。事前相談、契約申込みも過去最高となり、全国で系統接続ニーズが一段と高まっている状況が示されました。

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接続検討の86%が蓄電池案件

電源種別では、蓄電池の接続検討が2万4,862件となり、全体の86%を占めました。前年度は9,544件(66%)だったことから、件数は約2.6倍に増加し、構成比も20ポイント上昇しています。

一方、太陽光発電は3,613件(12%)で、前年度の4,341件(30%)から件数・構成比ともに低下しました。風力は210件(1%)、一般水力は139件、バイオマスは53件、火力は41件、地熱は18件、揚水は2件、原子力は4件、燃料電池は2件となっています。

系統用蓄電所の開発拡大を反映

接続検討件数をエリア別に見ると、東京電力パワーグリッドが1万2,052件で最多となり、東北電力ネットワーク4,781件、中部電力パワーグリッド3,899件、関西電力送配電2,728件、九州電力送配電2,238件と続きました。いずれも前年度から大幅に増加しています。

近年は系統用蓄電所の新規開発が全国で活発化しており、需給調整市場や容量市場への参入を見据えた接続検討が急増していることが、今回の統計にも表れた形です。蓄電池が系統接続検討全体の約9割を占める状況となり、国内の系統接続ニーズが再エネ発電設備から蓄電池へ大きくシフトしていることがうかがえます。

出典:電力広域的運営推進機関(OCCTO)「発電設備等系統アクセス業務に係る情報公表について(2025年度)」

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