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JR東海は、2026年6月3日、愛知県小牧市の小牧研究施設内に蓄電システムを設置し、電力系統へ需給調整力を提供する取り組みを開始すると発表しました。鉄道事業で保有する受変電設備など既存アセットを活用して蓄電池を電力系統へ接続し、需給調整市場への参入を目指す初の取り組みとしています。 (JR東海)
2MW・6.7MWhの蓄電システムを2028年度運用開始へ
設置する蓄電システムは、リチウムイオン蓄電池と制御装置などで構成され、定格出力2MW、蓄電容量6.7MWhです。小牧研究施設の受変電設備を通じて電力系統へ接続し、需給調整市場を通じて充放電を行うことで調整力を提供します。JR東海が設置場所の選定からエンジニアリング、システム運用、保守まで一貫して担い、2026年度に工事着手、2028年度の運用開始を予定しています。(JR東海)
機器個別計測制度を見据え鉄道アセットを活用
当面は受電点計測による需給調整市場への参加を想定し、一次調整力を中心に提供する計画です。今後導入が予定されている「機器個別計測」制度への対応も視野に入れており、鉄道インフラをエネルギーリソースとして活用する新たな事業モデルの構築を目指します。再生可能エネルギーの導入拡大に伴い調整力の重要性が高まる中、既存インフラを活用した蓄電池事業は電力系統の安定化とカーボンニュートラルの実現に貢献することが期待されます。(JR東海)
出典:JR東海「カーボンニュートラル実現に向けた蓄電システムの設置について」