JERA、渥美火力発電所3・4号機を廃止 全発電設備の運用を終了
JERAは、2026年3月31日、渥美火力発電所3・4号機を廃止し、同発電所の全発電設備の運用を終了したことを発表しました。
今回廃止されたのは、愛知県田原市に立地する渥美火力発電所3・4号機で、合計出力は140万kWです。両設備は高経年化に伴い長期計画停止中で、電力需給における供給力には計上されておらず、設備の劣化により再稼働が困難と判断されたことから廃止されました。JERAは、新設・リプレース電源の整備状況を踏まえた措置であり、電力の安定供給への影響はないとしています。 (Jera)
1971年の運転開始から中部地域の電力供給を支える
渥美火力発電所は、1971年6月に1号機が運転を開始して以来、半世紀以上にわたり中部地方の電力安定供給を支えてきました。その後、1・2号機は既に廃止されており、今回3・4号機が廃止されたことで、同発電所の全発電設備が運用を終了しました。 (Jera)
老朽火力の更新を進め電源構成を転換
JERAは、高経年化した既存火力の更新やリプレースを進める一方、高効率火力や再生可能エネルギーとの組み合わせによる電源構成の最適化を進めています。今回の廃止は、老朽化した石油火力から次世代電源への移行を進める取り組みの一環であり、今後も国内の電力安定供給と脱炭素社会の実現の両立に取り組む方針です。 (Jera)