【LNG火力増設】東北電力、上越火力発電所1号機を59.9万kWへ増出力 設備改造なしで供給力を強化

東北電力株式会社は、2026年1月30日、上越火力発電所1号機(新潟県上越市)の定格出力を57.2万kWから59.9万kWへ引き上げ、2026年2月1日から運用を開始すると発表しました

定格出力は2.7万kW増加し、約4.7%の増出力となります。今回の変更は、運転開始後の運転実績や性能試験の結果、電力系統の容量状況などを踏まえて実施するもので、設備の改造は行わず、ガスタービンの出力制御装置のプログラム修正などにより実現するとしています。

世界最高水準の高効率火力を有効活用

上越火力発電所1号機は、新潟県上越市八千浦に立地するLNG(液化天然ガス)を燃料としたコンバインドサイクル発電設備で、2022年12月に営業運転を開始しました。

最新鋭の高効率コンバインドサイクル発電技術を採用しており、今回の増出力によって、新たな設備投資を伴うことなく供給力を拡大できる点が特徴です。

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安定供給と脱炭素化の両立を推進

東北電力は、高効率火力発電設備の活用拡大により、電力系統の安定化に加え、供給力の確保や経済性の向上、CO₂排出量の削減など環境負荷低減につながるとしています。

再生可能エネルギーの導入拡大が進む中、高効率LNG火力は需給バランスを調整する重要な役割を担っており、既存設備の能力を最大限活用する取り組みとして注目されます。

出典:東北電力 プレスリリース「上越火力発電所1号機の定格出力変更(増出力)による運用開始について」

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