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本件は、2025年11月13日に公表した両社の合弁事業に関する基本合意を具体化したものです。クラダシはアセットマネジメント(AM)契約に基づき蓄電所資産の管理・運営業務を担い、共同設立したSPCを通じて国内3案件の開発・運営を進めます。
3カ所・計6MW/24MWhの蓄電所を整備
対象案件は、埼玉県、岐阜県、熊本県の3カ所で、いずれも出力2MW、蓄電容量8MWhの系統用蓄電所です。受電開始は埼玉県が2026年10月、岐阜県が2026年11月、熊本県が2027年5月を予定しています。
事業では、SPCであるクラダシ・インベストメントが事業主体となり、辻・本郷スマートアセットが匿名組合員として出資・収益配分を受けるGK-TKスキームを採用します。蓄電所の設計・施工(EPC)はYKエンジニアリング株式会社との連携を予定しているとしています。
資本効率を高め蓄電所開発を加速
クラダシ・インベストメントの出資比率は、クラダシが51%、辻・本郷スマートアセットが49%です。クラダシは、自社運営による開発・運営ノウハウの蓄積と、ファンドスキームを活用した資金調達を組み合わせることで、単独投資を上回るスピードで蓄電所ポートフォリオの拡大を目指すとしています。
系統用蓄電池は、再生可能エネルギーの出力変動を吸収し、需給調整市場や容量市場などで電力系統の安定化に貢献する設備として導入が拡大しています。開発資金を呼び込むGK-TKスキームの活用は、国内の蓄電所整備を加速する手法の一つとして注目されそうです。