東京ガスは、レノバが出資する苓北風力合同会社と、熊本県で計画されている苓北・天草陸上風力発電事業の電力購入契約(PPA)を締結したと発表しました。契約期間は25年間で、発電所で生み出される電力と環境価値を東京ガスが長期にわたり調達し、小売電力事業を通じて需要家へ供給するとしています。
長期PPAで風力電源を確保
本契約は、2024年4月に締結した東京ガスとレノバの資本業務提携に基づく具体的な協業案件です。東京ガスは、再生可能エネルギー電源の開発・取得に加え、環境価値の活用を含めた協業を進めていく方針を示しています。
夜間にも発電が期待できる陸上風力は、太陽光発電を補完する電源として活用が見込まれます。時間ごとの需給バランスを維持する同時同量の観点からも有効性があり、再エネ電源のポートフォリオ多様化や、需要家の脱炭素化ニーズへの対応につながることが期待されます。
再エネ調達の多様化を推進
企業による長期PPAは、再エネ電源への投資回収の予見性を高めるとともに、需要側が長期・安定的に脱炭素電力を確保する仕組みとして導入が進んでいます。今回の契約も、発電事業者と需要家を結ぶ長期オフテイクの事例として、国内の再エネ導入拡大を後押しする取り組みとなりそうです。
出典:東京ガス プレスリリース