【蓄電池ファイナンス】HDRE、系統用蓄電池向けグリーンプロジェクトボンドで54億円を調達

HD Renewable Energy(泓徳能源)は、2026年3月19日、日本初となる系統用蓄電池を対象としたグリーンプロジェクトボンドによるプロジェクトファイナンスの成立を発表しました。北海道で開発を進める「Helios」系統用蓄電池プロジェクトにおいて約54億円を調達し、最長19年の長期資金を確保しました。

今回の資金調達は、野村證券株式会社および野村キャピタル・インベストメント株式会社の協力のもと、グリーンプロジェクトボンドとして実施されました。系統用蓄電池事業を裏付け資産とするグリーンプロジェクトボンドとしては国内初の事例であり、プロジェクトファイナンス型信託受益権(ABL)スキームを採用しています。

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市場取引を前提とした蓄電池事業を支援

対象となるHeliosプロジェクトは、出力50MWの系統用蓄電池で、日本卸電力取引所(JEPX)や需給調整市場(EPRX)での取引を通じて収益を得るマーチャント型事業です。HD Renewable Energyグループがアセットマネージャーとして運営を担い、市場価格に連動する事業モデルでありながら、適切な運用体制とキャッシュフロー管理により19年の長期資金調達を実現したとしています。

系統用蓄電池への投資拡大に期待

再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電力系統の調整力を担う系統用蓄電池の重要性は高まっています。市場連動型の蓄電池事業に対して長期資金が供給された今回の事例は、国内における蓄電池プロジェクトファイナンスの新たなモデルとなる可能性があり、今後の投資拡大や再エネのさらなる導入促進につながることが期待されます。

出典:HD Renewable Energy(泓徳能源)プレスリリース

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