GATES株式会社は、2026年3月2日、関西電力株式会社と系統用蓄電池事業に関する業務提携基本契約(MOU)を締結し、事業用地の探索や取得、事業スキームの共同検討を開始したことを発表しました。
両社は、系統用蓄電池事業を想定した候補地の探索・取得に加え、技術面、法務面、事業性を踏まえた評価や、行政手続きに関する確認、事業モデルおよび役割分担の検討を進めます。今回の提携は非独占契約であり、個別案件については今後の協議を踏まえて事業化を判断するとしています。
用地開発と電力事業の知見を融合
GATESは、不動産分野で培った用地探索や権利調整のノウハウを提供し、関西電力は系統用蓄電池事業の開発・運営に関する知見を活用します。再生可能エネルギーの導入拡大に伴い重要性が高まる系統用蓄電池について、適切な立地選定や事業性評価を共同で進める方針です。
2030年代に100万kW規模の開発を目指す
関西電力グループは、系統用蓄電所のトータルサポートサービス「カン-denchi」を展開しており、2030年代早期までに約100万kWの蓄電所開発を目標に掲げています。一方、GATESは系統用蓄電池向け用地マッチングサービス「蓄託(TIKTAK)」を展開しており、今回の提携を通じて用地開発から事業化までの体制強化を図ります。系統用蓄電池の整備加速により、再生可能エネルギーの導入拡大と電力系統の安定化への貢献が期待されます。