NTTアノードエナジー株式会社は、2026年4月1日、香川県観音寺市で建設を進めてきた「香川観音寺蓄電所」が、2026年3月から商用運転を開始したと発表しました。
香川観音寺蓄電所は、香川県観音寺市大野原町に整備された系統用蓄電所で、PCS出力は1,999kW、公称容量は8,226kWhです。リチウムイオン電池を採用しており、一般家庭約720世帯分の1日当たりの電力使用量に相当する蓄電容量を備えています。
出力1,999kW・容量8,226kWhで需給調整を担う
同蓄電所は、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い重要性が高まる系統用蓄電池として整備されました。蓄電池の充放電を通じて需給バランスを調整するほか、電力市場や需給調整市場などを活用した運用により、電力系統の安定化に貢献します。
太陽光発電や風力発電は天候によって出力が変動するため、系統用蓄電池は余剰電力の吸収や供給力不足時の放電を行う調整力として期待されています。
再エネ導入拡大と電力安定供給を支援
NTTアノードエナジーは、カーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーの普及拡大と電力系統の安定運用を両立するため、全国で蓄電池事業を推進しています。
香川観音寺蓄電所の運転開始により、四国エリアにおける系統安定化機能の強化を図るとともに、再生可能エネルギーのさらなる導入拡大を支えるインフラとしての役割が期待されます。