株式会社EFインベストメントは、2026年1月19日、長野県上田市古里で開発を進める系統用蓄電池発電所の系統連系工事が完了したと発表しました。
本案件は、同社の蓄電事業第1号プロジェクトとして、連結子会社の合同会社EF-BESS1号が開発を進める系統用蓄電池発電所です。設備規模は出力2MW、蓄電容量8MWhで、施工は株式会社野村屋ホールディングスが担当しました。2026年1月7日に中部電力パワーグリッドの配電系統との接続工事が完了し、蓄電池システムと電力系統の連系が実現しました。
系統連系工事が完了、試験運転へ移行
今回の工事では、一般送配電事業者の配電線と高圧受電設備の最終接続を行うとともに、系統連系用保護リレーや計測機器の最終調整を実施しました。これにより、電力系統からの受電が可能な状態となり、蓄電所建設の主要工程を完了したとしています。
今後は2026年1月末から、電力系統との協調動作を確認するための各種系統連系試験を実施し、安全性や設備性能の検証を進める予定です。
蓄電事業の第1号案件として商業化を推進
本プロジェクトは、環境フレンドリーホールディングスグループが2025年11月に開始した蓄電事業の第1号案件として位置付けられています。事業主体である合同会社EF-BESS1号は、同グループのSPCとして運営されており、今後の商業運転開始に向けて試験・調整を進めます。
系統用蓄電池は再生可能エネルギーの出力変動を吸収し、需給調整市場や卸電力市場での活用が期待される電源であり、本案件も電力系統の安定化と再エネ導入拡大に寄与する取り組みとなりそうです。
出典:環境フレンドリーホールディングス プレスリリース「系統用蓄電池発電所(長野県上田市古里)における系統連系工事の完了について」