株式会社三ッ星は、2026年2月27日、滋賀県内に系統用蓄電所を新設し、系統用蓄電池事業へ参入することを決定しました。
新設する蓄電所は、定格出力2MW、蓄電容量4MWhの規模で、投資総額は約4.8億円(税込)です。2026年2月27日に関連契約を締結し、2026年10月の運転開始を予定しています。設備は需給調整市場などを活用し、電力系統へ調整力を提供することを目的としています。
AIを活用した蓄電所運用を導入
本事業では、AIサービスを手掛ける株式会社RUTILEAが蓄電所の設計、調達、システム構築を一括して担当します。運転開始後は、同社がアグリゲーターとして需給調整市場やJEPX(日本卸電力取引所)における電力取引を含む運用を担い、市場価格や需給状況に応じた充放電制御を実施します。
調整力市場を活用し新たな収益基盤を構築
再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電力系統では調整力の重要性が高まっています。三ッ星はエネルギー関連分野を成長戦略の一つと位置付けており、本事業では需給調整市場や市場価格差を活用した収益獲得を目指します。あわせて、系統用蓄電池の運用を通じて電力系統の安定化や再生可能エネルギーの受け入れ拡大への貢献も期待されます。