住友商事は、2026年7月3日、ベルギー沖の洋上風力発電事業3案件における保有持分の売却について発表しました。対象はNorthwind、Nobelwind、Northwester2の3案件で、戦略的な資産入替を通じて事業ポートフォリオの変革を進める方針です。
3案件の持分売却を順次実施
住友商事は、NobelwindおよびNorthwester2の保有持分を既存株主であるJERA Nex bpへ売却済みです。一方、Northwindについては、ベルギーの投資会社や公的投資機関で構成されるコンソーシアム「Publiwind」への売却を決定しており、関係当局などの承認を経て2026年度中の取引完了を予定しています。
同社は2013年から2018年にかけて各案件へ参画し、開発、建設、運営の各段階に携わってきました。長期間にわたり安定した操業と収益を確保するとともに、ベルギーの洋上風力発電の普及に貢献してきたとしています。
売却資金を成長分野へ再配分
住友商事は2024年5月に公表した「中期経営計画2026」で事業ポートフォリオ変革の加速を掲げており、本件で創出する資金や経営資源を成長分野へ再配分する考えです。また、2026年5月にはフランスの洋上風力発電プロジェクトが商業運転を開始しており、欧州での再生可能エネルギー事業を引き続き拡大する方針です。
本件に伴う損益は、3案件のうち1案件を2025年度決算に計上済みで、残る2案件についても2026年度期初業績予想へ反映済みとしています。
出典:住友商事 プレスリリース