JR東日本、株式会社JR東日本商事および電源開発株式会社(Jパワー)は、2026年3月27日、水力発電による再生可能エネルギーを活用した地方創生型PPAを開始すると発表しました。Jパワーグループが運営する新潟県魚沼市の末沢発電所の電力と環境価値を、只見線の駅舎や駅ビルなどへ供給します。
今回締結したPPAでは、末沢発電所で発電した再生可能エネルギーを、只見線沿線の駅舎、新潟県の駅ビル「CoCoLo湯沢」のほか、JR東日本グループの複数施設へ供給します。水力発電を活用したPPAはJR東日本グループとして初の取り組みとなります。
地域資源を活用した再エネ地産地消を推進
本事業では、発電所周辺で生み出された再生可能エネルギーを近隣施設で利用する「地産地消」を基本とし、地域資源の有効活用を図ります。発電した電力に加え、環境価値も一体で供給することで、鉄道事業や駅施設の脱炭素化を進める計画です。
さらに、通常は立ち入りが制限されている末沢発電所を見学できる旅行商品を企画・販売し、再生可能エネルギーと地域観光を組み合わせた新たな地方創生施策として展開するとしています。
再エネと観光を組み合わせた地域活性化へ
JR東日本とJパワーは、再生可能エネルギーを地域の重要な資源と位置付け、電力供給にとどまらず観光や地域経済への波及効果も目指します。再エネ由来電力の活用と体験型コンテンツを組み合わせることで、地域の魅力発信や持続可能な地域づくりにつながることが期待されます。