【水力】Jパワー、早明浦発電所の設備更新で最大出力43,200kWへ増強

電源開発株式会社(Jパワー)は、2026年3月23日、早明浦発電所(水力)の水車および主要変圧器の更新により、最大出力を42,000kWから43,200kWへ引き上げたと発表しました。設備更新によって発電効率を高め、既存の水利使用条件を変更することなく出力を約2.9%向上させたとしています。

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早明浦発電所は高知県長岡郡本山町に位置する水力発電所です。今回の更新では、コンピューターによる流体解析技術を活用し、水車内部の水流を三次元でシミュレーションして翼形状を最適化した新型ランナを採用しました。あわせて主要変圧器の容量を44,000kVAから46,000kVAへ増強し、水車発電機のエネルギー変換効率を改善しています。

水利権を変更せず出力を1,200kW向上

今回の設備更新では、水車の有効落差や最大使用水量など、許可された水利使用条件を変更することなく、発電出力を1,200kW増加させました。既存設備の性能向上により、新たなダム建設などを伴わず発電能力を高めるリパワリング事例となります。

老朽化した設備を最新技術へ更新することで、設備信頼性の向上や長期安定運転にも寄与することが見込まれます。

既設水力発電所の高度利用を推進

国内では新規水力開発が難しくなる一方、既設発電所の設備更新による発電量増加への期待が高まっています。Jパワーは今後も、水力発電所のリプレースや主要設備更新を進めることで、再生可能エネルギーの供給力拡大とカーボンニュートラルの実現に取り組む方針です。

出典:電源開発(Jパワー)プレスリリース

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