株式会社Shizen Connectは、2026年4月15日、ヒューリックエナジーソリューション株式会社が佐賀県および兵庫県で開発を進める系統用蓄電池事業について、自社のエネルギーマネジメントシステム「Shizen Connect」を活用した運用代行サービスが採用されたと発表しました。
対象となる蓄電所は佐賀県と兵庫県の2拠点で、それぞれ出力2MW、合計4MWの規模となります。2026年7月の運転開始を予定しており、Shizen Connectは蓄電池の制御・監視に加え、市場価格予測、充放電計画の策定、遠隔制御など運用全般を担います。
卸電力市場や需給調整市場で蓄電池を最適運用
今回の運用代行では、エネルギーマネジメントシステム「Shizen Connect」を活用し、卸電力市場(JEPX)、需給調整市場、容量市場など複数の電力市場を組み合わせた運用を実施します。
あわせて、バランシンググループ(BG)運用や蓄電池への充電用電力の小売供給なども一体的に提供し、市場環境に応じた充放電制御による収益最大化を目指します。
ヒューリックグループは2034年までに蓄電池へ1,000億円を投資
ヒューリックは2023年にRE100を達成し、2025年2月には再生可能エネルギー事業と蓄電池事業をヒューリックエナジーソリューションへ集約しました。さらに2034年までの10年間で系統用蓄電池事業へ1,000億円を投資し、再生可能エネルギーの導入拡大と電力系統の調整力強化を進める方針です。
Shizen Connectは、これまでにも系統用蓄電池や産業用蓄電池、太陽光発電併設型蓄電池向けの制御・運用サービスを展開しており、今回の案件でも蓄電池の市場価値向上と電力系統の安定化への貢献が期待されます。
出典:Shizen Connect プレスリリース「Shizen Connect、ヒューリックグループの系統用蓄電池事業2拠点・計4MWの運用に採用」