中部電力株式会社は、2026年2月17日、静岡県裾野市、群馬県渋川市、長野県長野市および新潟県上越市で計画していた4件の木質バイオマス発電事業について、保有持分をプロスペックAZ株式会社へ譲渡し、事業から撤退すると発表しました。
運転開始の遅延で事業性を見直し
対象となる4事業は、当社を含む出資会社が設立した各事業会社を通じて開発を進めていた木質専焼バイオマス発電所です。各発電所の発電出力は1,990kWで、街路樹の剪定枝などの木質バイオマスを主燃料として活用する計画でした。
一方で、当初想定していた運転開始時期の遅延が見込まれるなど、事業採算性の確保が困難と判断し、4発電事業の持分をプロスペックAZ株式会社へ譲渡することを決定したとしています。
再エネ開発方針は継続
中部電力グループは、再生可能エネルギーを脱炭素化とエネルギー自給率向上を支える主力電源の一つと位置付けています。
同社は、2030年頃までに保有・施工・保守を通じた再生可能エネルギー電源を320万kW以上へ拡大する目標を掲げており、今回の撤退後も再生可能エネルギーの開発を積極的に進めていく方針です。
出典:中部電力 プレスリリース