【グリーンウオッシュ】仏裁判所がVolvicの「カーボンニュートラル」表示を誤認と判断 グリーンウォッシュ対策で重要な判決

【グリーンウオッシュ】仏裁判所がVolvicの「カーボンニュートラル」表示を誤認と判断 グリーンウォッシュ対策で重要な判決

欧州消費者機構(BEUC)は、2026年6月29日、フランス・パリ司法裁判所がダノンのミネラルウォーターブランド「Volvic」のペットボトルに表示された「Carbon Neutral(カーボンニュートラル)」などの環境表示について、消費者に誤認を与えるとの判断を示したことを発表しました。この判決は、フランスの消費者団体CLCVが提起した訴訟に基づくもので、BEUCはEU域内のグリーンウォッシュ対策における重要な判断になるとしています。 (BEUC)

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「カーボンニュートラル」などの表示を問題視

判決では、Volvicのペットボトルに表示された「Carbon Neutral」のほか、「100% Recyclable(100%リサイクル可能)」「100% Recycled(100%再生材使用)」といった表示についても、実際のリサイクル実態や製品構成を踏まえると消費者に誤解を与える可能性があると判断されました。特に、ラベルに使用されるインクや接着剤は再利用されず、すべてがリサイクルされるわけではない点などが指摘されています。 (BEUC)

オフセット依存の環境表示へ影響も

裁判所は、森林保全などの炭素吸収プロジェクトによる排出量相殺を前提とした「カーボンニュートラル」表示について、その効果には不確実性があるとして、環境性能を適切に伝えていないと判断しました。BEUCは、この判決がEUで進む環境表示規制やグリーンウォッシュ対策を後押しする可能性があるとしています。なお、BEUCによると、Volvic側は判決を不服として控訴する意向を示しています。 (BEUC)

出典:BEUC(欧州消費者機構)プレスリリース

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