東浩紀さんの今回のYouTube配信は、政治動画のこれからと生成AIの効率化を手がかりに、ネットの盛り上がりや、人が生きることの意味をゆっくり考える内容でした。難しい話ですが、私は二つの話が特に心に残りました。
一つは政治動画の話です。いまはずいぶん盛り上がっていますが、このまま伸び続けるのか。もしかすると今がピークかもしれない、と東さんは話します。親交のあるひろゆきさんと泉房穂さんの「おしん党」構想も、思ったほど大きなニュースになっていない。たしかに、熱気があるときほど、その先を少し冷静に見る視点は大事だなと思いました。
もう一つはAIです。生成AIでコスパやタイパは上がる。でも、人生は効率だけでできているわけではない。人はそれぞれ間違え、寄り道するからこそ、その人らしさや多様性が生まれる。正解へ最短距離で進むことばかりが良いわけではない、という東さんの話には、素直に共感しました。AIを便利に使いながらも、うまくいかなかった時間まで含めて人生なのだと思います。