東京都は、2026年8月3日、革新的な製品や技術を保有するスタートアップとそれを活用したい事業会社をつなぐ「GXスタートアップ開発製品等の需要創出支援」の募集を開始したと発表しました。東京におけるGX(グリーントランスフォーメーション)関連産業の活性化と脱炭素化の推進を目的としており、令和8年度から令和9年度までの2か年事業として実施されます。
本プロジェクトでは、先端的な環境技術の導入を目指す事業会社を5社程度選定する予定です。応募要件には、都内に登記または事実上の本社機能を持つことに加え、事業期間中に意向表明書(LOI)やオフテイク契約を締結する明確な意思があることが求められます。同時に、自社開発の技術やサービスを展開するGXスタートアップ側の登録手続きも受け付けます。
実装に向けた契約手続きや資金調達も後押し
採択された企業に対しては、運営事務局が計画策定やネットワーク構築を全面的にサポートする体制が敷かれます。単なる引き合わせにとどまらず、事業化に向けた権利や制限を規定するオフテイク契約などの締結に向けた実務的な調整も支援される予定です。さらに、スタートアップ側へは契約締結後の資金調達やインフラ確保といったサポートメニューも提供されます。
今後のスケジュールとしては、9月頃に事業会社の選定を完了させ、順次マッチングや契約に向けた調整支援へと移行する運びとなります。令和9年度末には具体的な成果報告の場を設ける計画となっており、行政の伴走支援によって脱炭素社会に貢献する新技術の社会実装を加速させていくとしています。
出典:発表