セントラル硝子プロダクツは、2026年7月7日、使用済み太陽光パネルのカバーガラスを建築用板ガラスへ戻す水平リサイクルの拡大を発表しました。ホットナイフ方式にEVAスクレーパーを加え、樹脂除去率と回収ガラス品質を高めます。
太陽光パネルは重量の約6割をガラスが占めます。板ガラス原料へ戻せれば、珪砂・石灰石の使用と溶解工程のエネルギーを削減できますが、EVA、金属、バックシートを分離し、建材向け品質を安定させる工程が必要です。
2030年代後半に年50万トン
環境省と経済産業省は、2030年代後半以降の排出量が年間最大約50万トンに達すると推計しています。全量を埋め立てれば2021年度の産業廃棄物最終処分量の約5%に相当し、非FIT・非FIP設備や放置案件も制度対象として管理する必要があります。
2026年には「太陽電池廃棄物の再資源化等の推進に関する法律」が成立しました。認定再資源化事業者の育成、全国処理網、費用低減を進めながら規制を段階的に強化する枠組みで、発電事業者には撤去・運搬・処理費の事前把握が求められます。
技術と回収量を同時に確保
当サイトでは、EVA除去を高度化した水平リサイクル, 2025年度300トンを計画した先行事業を紹介しています。再生ガラスの品質規格、トレーサビリティ、広域回収、銀・銅・シリコンの回収率をそろえてこそ、廃棄コストを国内資源循環へ転換できます。