九州電力は、2027年度に九州電力送配電と合わせて330人を採用する計画です。内訳は新卒255人、経験者75人で、経験者の比率は前年より3ポイント高い23%となります。電力の安定供給を支える技術継承に加え、成長事業やDXを牽引できる人材の確保を重視しています。
電力インフラから海外・ICTまで広がる職域
九州電力の仕事は、原子力、火力、再生可能エネルギー、送配電、小売といった電力事業にとどまりません。「九電グループ経営ビジョン2035」では、カーボンマイナス、エネルギーサービス、海外事業、ICT、都市開発などを重点領域に位置付けています。
技術系では、電気・機械・土木・建築・情報通信などの専門性が基盤となります。原子力発電所の安全運転、再エネ開発、系統運用、設備保全に加え、需給予測、データ分析、サイバーセキュリティなど、デジタル技術を電力実務へ実装する能力の重要性も高まっています。
経験者採用では専門性と事業開発力を重視
経験者採用では、電力業界での勤務経験だけでなく、海外事業、金融、不動産、ICT、データサイエンス、法務、M&Aなどの知見も生かせます。特に、技術を事業収益へ結び付けるプロジェクトマネジメントや、異なる組織・地域との調整力が評価される可能性があります。
一方、九州における安定供給が事業の土台であるため、現場での安全意識や長期的な設備運用への理解は欠かせません。巨大な電力インフラを支えながら、脱炭素、海外展開、DXにも関わりたい人にとって、職域の広さが九州電力の特徴です。