【中部電力/四半期決算】営業赤字250億円 通期経常利益を36%減の1,850億円と予想

中部電力は、2026年7月29日、2026年度第1四半期(4~6月)の連結決算と通期業績予想を発表しました。売上高は前年同期比3.2%増の8,258億円でしたが、営業損益は前年同期の679億円の黒字から250億円の赤字に転落しました。経常利益は74.1%減の271億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は58.7%減の352億円でした。 (中部電力)

他社向け販売価格の上昇で増収となった一方、燃料価格変動の料金反映時期のずれが290億円の差益から90億円の差損に転じました。期ずれを除く経常利益も361億円程度と、前年同期から396億円程度減少しました。(中部電力)

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ミライズが246億円の経常赤字

小売事業の中部電力ミライズは、売上高が2.9%減の6,509億円、経常損益が514億円の黒字から246億円の赤字となりました。販売電力量は9.1%減の226億kWhで、電源調達費の増加も収益を圧迫しました。送配電事業の中部電力パワーグリッドも、需給調整費や設備関係費の増加により122億円の経常赤字です。(中部電力)

一方、持分法適用会社JERAの経常利益寄与は36.7%増の579億円でした。卸電力取引市場での販売増に加え、国内火力・ガス事業、海外・再生可能エネルギー発電事業の収支改善が寄与しました。(中部電力)

通期予想は市場予想を下回る

2026年度は売上高3兆9,000億円、経常利益1,850億円、純利益1,600億円を予想し、年間配当は70円を据え置きます。経常利益予想は6月24日時点のアナリストコンセンサス2,138.8億円を約289億円下回ります。株式情報メディアも、非開示だった通期予想が前期比36.4%減となる点を速報しました。(中部電力)

通期のミライズ経常損益は50億円の赤字、JERAは1,250億円を見込みます。販売電力量は9.4%減の987億kWh、原油CIF価格は1バレル90ドル程度、為替は1ドル159円程度が前提です。燃料・卸電力市場価格は不透明で、中東情勢による電力需要への影響は現時点で限定的としています。四半期キャッシュフローの詳細は、監査法人によるレビュー後の8月7日に追加開示される予定です。(中部電力)

出典 中部電力「2026年度第1四半期 決算説明資料」

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