中部電力では、キャリア採用者が電力以外の新規事業を立ち上げる事例が増えています。オンデマンド乗合タクシー「中電MaaS」では、複数社で経験を積んだ中途入社者が事業創造本部に入り、地域交通という大枠だけを与えられた状態からサービスを企画しました。
プロジェクトは中電不動産、タクシー会社、マンション販売会社、スタートアップと連携し、名古屋市の複合施設「iiNEタウン瑞穂」で実証へ進みました。キャリア人材が従来の電力会社の前提にとらわれず、社外の技術・事業者を組み合わせたことが特徴です。グループ内では、新会社の人事、経理、法務、情報システムなどを支援する事業基盤支援部も設けられています。
キャリア選択は発電・系統の専門技術職だけでなく、モビリティ、金融、地域サービス、事業開発、コーポレートDXにも広がっています。選考では、未確定な課題から仮説を立て、社内外を巻き込んで形にした経験が重要になります。