コスモエネルギーグループは、原油開発、製油、物流、サービスステーション、石油化学を基盤に、風力・太陽光発電、電力販売、蓄電池、SAF、水素へ事業領域を広げています。製油所は千葉・四日市・堺、海外拠点はアブダビやシンガポールなどに展開し、2025年度のキャリア入社者比率は技能職を除いて27%まで上昇しました。石油の専門性を維持しながら、電力と次世代エネルギーを担う外部人材の重要性が増しています。
石油の現場から電力サプライチェーンへ
技術系では、製油プロセス、装置運転、機械・電気・計装、保全、省エネ、触媒・環境技術、データサイエンスが中核です。これに、風力・太陽光の開発とO&M、系統用・発電所併設蓄電池、需給管理、PPA、分散電源制御が加わります。第8次中期経営計画では、2028年度までに風力440MW、太陽光50MW、蓄電池20MW、電力販売31億kWhを目指しており、設備計画から建設、運転、取引まで仕事が広がります。
AI時代にも残る「面的な仕事」
AIは需要予測、設備診断、探鉱評価、バックオフィスを効率化しますが、製油所や発電所の安全責任、現地工事、設備保全、行政・地権者との調整、事故時の判断まで単独で代替することは困難です。全国の販売網、製油所、発電設備を持つ同社では、仕事が画面内で完結せず、人と設備、地域を結ぶ経験が価値になります。転職者は、設備稼働率、安全、品質、コスト、工期、電力収益などの改善実績を数値で示し、石油の安定供給と低炭素化を両立する視点を持つことが重要です。